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shota

住宅の設計プロセス


住宅を設計する時のプロセスについて少し触れてみます。

住宅を設計する時に、当社はまずお施主さんのご希望を聞きます。

そして、ご希望と予算・検討している土地に合わせて、こちらから間取りのプランの提案を致します。


通常だとこの間取りが決まったあとは立面図なとで、窓の大きさや全体の雰囲気を見てもらうような進め方が一般的だと思いますが、当社では間取りが決まった時点で3Dを起こします。

今、実際に設計を行っている案件だとこのような形になります。

間取りの段階で立体化して、タブレットやスマホの中でクルクル回したり、中を歩いたり出来る状態でお渡しします。

窓の雰囲気、土地との高低差、部屋の明るさ、キッチンから見える景色、家事を想定しての動線、棚の高さなどなど、図面からでは分からないところを自分の好きな時間に好きなように見て回ることができます。


窓の雰囲気や空間の大きさ、家具を置いた時の使用感など、実際に建った時の雰囲気を再現します。

私たちや工事業者はプロなので図面を見た段階である程度このような立体モデルが頭の中で出来てますが、お客様はそうは行きません。

一般のお客様と図面だけでやり取りをすると、このイメージの違いからトラブルになる事が多かったんですが、この3Dでお渡しすると、圧倒的に「こんなイメージじゃない!」「思ってたより狭い!」などのトラブルを減らすことができます。


間取りの段階から3Dで確認してもらい、屋根の形や道路からのアプローチなど、分かりづらいところを設計が進むにつれて3Dも作り込んでいきます。


自分のスマホでこれから建つ家の中を歩いて見れるのって素敵ですよね^^



実は、3Dを編集する画面と、スマホやタブレットのビューワーはアプリ自体が全くの別物なので、普段自分が作ったものを私達がビューワーで見る機会は少ない事もあり…

お客様にデータをお渡しすると1週間後にはお客様の方が上手に動かせるようになってて、動かし方を教わることが多いです(笑)


3Dを作ってる側の私達も時代が変わったなぁとしみじみ感じる瞬間です。

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