名建築に学ぶ
設計者:菊竹清訓
1928-2011
早稲田大学理工学部建築学科卒業
竹中工務店
森建築設計事務所
菊竹清訓建築設計事務所設立
日本におけるメタボリズム運動参画者の一人で、若い頃から「出雲大社庁の舎」などを手掛ける
スカイハウス 1958年
すごい古い写真のはずなのに、周りの車や家は時代を感じるのに、ここだけは古さを感じない。
ちょっとした違和感すら覚える言わずと知れた名建築「スカイハウス」です。
周囲はガラス張りでその周りをぐるっとバルコニーが住空間を囲んでいて、中からの眺めはとても良さそうですよね!
現在は当時の姿からは多少増築されているものの、現在もほとんどその姿をとどめたまま、菊竹清訓設計事務所の手前に現存しています。
当時の住宅では画期的なシェル構造、ワッフルスラブ、キャンティ、ピロティと建築のトレンドを詰め込んだ上にデザイン性に富んだ外観で、設備はムーブネットと呼ばれる、取り替え可能な設備ユニットが設けられ、メンテナンス性も考えられた名建築です。
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